こんばんは。
12日夜に台風19号ハギビスが関東地方に上陸しました。とんでもない災害となりました。被害に合われた方のいち早い回復を心からお祈り申し上げます。
自分の自宅は東京23区内の西側なので、ほとんど被害はありませんでした。今回の台風はとにかく雨の量が半端なかった。一日中豪雨が続きました。今までの人生経験で一番降水量の多い一日だったと思う。
風に関してはちょっと強いかなぐらいな感じで、大したことはなかった。9月に来た台風15号の方が風が強く危機感は感じましたね。台風15号の風の強さは風速20mぐらいでこちらも自分の人生経験で一番強い風だったと思う。
東京のスーパーから食料が消える
今回の台風19号ですが、事前に来ることが分かっていたし、台風15号の千葉での災害の記憶が新しかったせいか、皆さん台風に対する事前の準備がしっかり取れていたと思う。
自分ももし台風で電柱が倒れたりして停電になったら困るということで、あらゆるバッテリーの充電をしたり、水を貯めたりしていた。
また、物流がストップして食料が手に入らなくなったらまずいということで、金曜日に会社から帰宅する際にスーパーに寄って3日分ぐらい食料を買おうとした。ところが日持ちするような食料はすでにスーパーの棚にはなかった、、。
上の写真はバナナの棚ですが、いつもなら大量にあるのにカラでした。出遅れたヤベーと思いましたが、なんとか別の店で購入できました。
利根川下流は台風後がヤバイ
猛烈な雨台風によってあらゆる川が溢れかえる事態となった。既に報道されていますので、ご存知かと思いますが、自分がよく行くバス釣りポイントである利根川も大きなダメージを受けています。
香取市阿玉川、利根川。
先程、香取地域に、洪水警報が発令されました。
只今、利根川の水位が上昇中で、3メートル60センチの水位。計画高水位(堤防が耐えられる水位)まであと90センチです。
私が今までに見てきた水位では、最高値です。私が過去に見た水位の最高値は、2メートル80センチ位です。 pic.twitter.com/pMaPOxKLuj— かく (@kakuyan9600) October 13, 2019
2015年に鬼怒川の決壊があったときも利根川の水位は半端なく上がってヤバイなと思った記憶がありますが、今回はそれを上回るレベルでしたね。
上の画像は国交省の利根川下流(横利根あたり)の水位グラフですが、台風が去った翌日の13日夜にはん濫危険水位の4.4mを超えました。警戒レベル4となって周辺住民は避難勧告が出されました。
なんで翌日の夜に危険水位になるんだ?と思った人も多いと思いますが、大きい河川の下流は上流で降った雨が流れて来るまでに時間がかかる。
また、川の水が常に海に流れていくわけではない。この日は大潮で満潮時は海水が逆流してくるので、最下流の水門は閉じていて、川の水が流れていかないのだ。
上のグラフだと13日の22時にピークとなっている。22時がその日の干潮だったので、それ以降は流れていったようです。
本当にギリギリで助かったという感じですね。利根川が決壊したらまじでヤバイことになっていたと思います。ただ実際には赤くなっている危険水位よりさらに+1mぐらいは余裕あるみたいですね。でも手抜き工事とかあって弱い部分があったりしたら、そこで決壊する可能性はある。かなり危険であることは間違いない。
まあしかし、あと1mぐらいしか余裕がないところまで来てしまったのが恐ろしい。今後は温暖化で頻繁にこのような台風が来る可能性が高いので、さらに堤防を高くする設計にしておかないとまずいと思いますね。
霞ヶ浦は水位上昇中
我がバス釣りメインフィールドである霞ヶ浦水系は水位はかなり上がったようですが、前回の台風15号の時のような風による影響はなく、どうやら無事のようです。
霞ヶ浦の水位は14日16時現在で1.6mぐらいですね。通常時より60cmアップしています。これは半端なく高い水位です。ただ、2015年だったと思いますが1.9mぐらいまで行った記憶があるので、なんとかなるでしょう。
#台風19号 写真は16:40現在です。利根川の水位上昇により #常陸川水門 下流から上流に越流をしています。 pic.twitter.com/3pd6CQ5Ouc
— 国土交通省 霞ヶ浦河川事務所 (@mlit_kasumi) October 13, 2019
しかし、利根川の水が半端ないので、水門が開けられない状況のようです。開けると逆流してしまう状況です。しばらく霞ヶ浦の水位は下がらないのではないか。
とりあえず台風15号の時のような魚の大量死はまだ報告がないので、一安心ですね。
地球温暖化で毎年のように大型台風がやってくる
今年はとんでもない台風が2度も上陸した。去年は大阪に酷い台風が来てましたね。温暖化の影響があるのは間違いないですね。今後も毎年のように今回のような台風が来ることを覚悟しないといけない時代になったと思う。
多摩区民です。多摩川ダメみたいです😔 pic.twitter.com/w4zIcJfy5h
— きのした (@kinopi48) October 12, 2019
多摩川がはん濫するとかもう異常ですよ。多摩川は自分が子供の頃に一度はん濫した記憶がある。河川敷に巨人軍の練習場があってそこに鯉が泳いでいる映像がTVで流れていたのが今でも記憶に残っている。それ以来初めてだと思うが、こんな状況がまさかやってくるとは思わなかった。
毎年大型の台風が来ると覚悟して自ら対策するしかないですね。非常食の準備とか防災グッズの準備とかしっかりやらないとね。二子玉川あたりで車が水没して動けない映像を見て、まさか必要ないだろと思っていた「緊急脱出ハンマー」を買うことを決めました。
緊急脱出ハンマーなんてまさか必要ないだろうなんて思って、今まであることは知っていたが買わなかった。今回の台風災害で東京でもそういう事態があり得るし、油断するのが一番いかんということで買うことにした。
特に釣り人は車で移動して、水辺近くまで行くことが多いので、このアイテムは必須じゃないかと思いますね。車で水没するとドアが開かなくなるんですね。30cmぐらいの水没でも開かなくなってしまうようです。
窓も水没したときに電気系トラブルで開かなくなる。そうなったらもう完全に車中に水が入って水没するまでドアが開かない。パニックになりますよね。このハンマーがあれば窓ガラスを破壊することができます。
こんなことはめったにあるとは思いませんが、一応念の為車に入れておけば安心できます。1個1,000円もしないので、安いし買っておいて損はないと思います。
それではまた。
↓前回台風後の霞ヶ浦水系動画
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