こんばんは。
5月末に購入した20メタニウムの左ハンドルを先日実戦投入し、バスを一匹釣ることができました。2日間程使いましたので、20メタニウムの使用感などをレビューしたいと思います。
軽いのにカルカッタのような巻き心地
今まで13メタニウムを巻物用リールとして愛用してきたのですが、20メタニウムにチェンジしてみてまず驚いたのは巻き心地の良さですね。抵抗のあるルアーを使っても巻いている感じがしない。スルスル巻けてしまう。感触的にはカルカッタコンクエストを使っているような感じですね。
金属一体成型のコアソリッドボディの高剛性と真鍮製のマイクロモジュールギアによって、滑らかな巻き心地を実現しているのだと思います。
巻き心地が良すぎて逆にルアーの抵抗感が感じられずに感覚が狂うこともありましたね。13メタニウムの感覚に慣れすぎているので、ハンドルのノブから伝わる感覚に違和感があります。
スピナーベイトのビーブルを巻いていると13メタニウムの場合、巻いている手にブルブルする感覚があったのですが、20メタニウムだと何も感じなくなりました。この感覚の違いは慣れていく必要があるなと思いました。
思った以上によく飛ぶ!
キャスト性能は想像以上に凄かったですね。抜けの良さがスゴイです。去年発売された19アンタレスから搭載されたマグナムライトスプールⅢとSVSインフィニティによって気持ち良いキャストフィーリングが実現されているのだと思います。
19アンタレスを使ったことが無かったので、正直今まで別にたいした性能ではないだろうと思ってました。「抜けの良さ」ってなんやねん?誇張されすぎているな、騙されないぞと思ってましたが、本当に凄かったですw
13メタニウムにベイトフィネススプールを付けてかなり快適に使ってましたので、これに勝るものはないと思っていたのですが、これとはまた違う使い勝手の良さがありました。
抜けの良さについては20メタニウムじゃないと味わえない感覚だと思いますね。13メタニウムで抜けが良いと感じたことはないです。抜けた時は思った以上に飛距離が出ます。なかなか気持ちの良いフィーリングです。
軽いのに剛性感が半端ない
20メタニウムの自重は175gで軽い方の部類に入るベイトリールですが、にもかかわらずパーミングしているときに感じるカッチリ感は半端ないです。かなり頑丈なリールに思えます。
マグネシウム製のボディでアルミニウムではないのだが、剛性感はかなりあります。軽くて剛性感があるのでもうアルミニウムなんて重い素材使う必要ないんじゃね?と思うレベルです。
18バンタムはアルミニウム製で剛性感は凄いのだが、クソ重くて嫌になった。20メタニウムはその欠点が解消されている。剛性感はそのままで。かなり素晴らしいです。
欠点は見た目とクラッチが重い
軽くて剛性感がありキャストフィールも素晴らしいリールで、もう20メタニウムさえあれば他のシマノリール要らなくね?と思うレベルで気に入りましたが、唯一欠点を上げるなら見た目ですかね。
見た目が地味すぎる。デザインにも特徴がない。一瞬クロナークと間違えてしまう。色もダークグレー一色で地味。逆に言うと無駄なものはすべて削ぎ落しているとも言えるが、もうちょい特徴が欲しかった。インスタ映えしませんw
あとクラッチがやけに重いです。釣りで使っていると別にたいして気にならないが、他のリールと比べると圧倒的に重い。重いのでクラッチを切ったときにカルカッタのような高級感が感じられない。
欠点は今のところこれぐらいで、性能的な問題ではないですね。リールとしての性能は半端ないですね。これは本当に良いリールだと思います。あと2台ぐらい欲しいです。
それではまた。
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