※2018年8月3日更新。2016年10月14日公開。
こんばんは。
今回はスナッグレスネコリグの話。今年の夏に亀山ダムでスナッグレスネコリグでのカバー撃ちが良いと聞いて以来、今日まで使いまくっています。かなり気に入っています。すでに今年だけでこのスナッグレスネコで100匹ぐらい釣っているので、その使用感などを書きたいと思います。
以前にも使ったことはあったが、いまいちフッキングが悪いな~という印象があり積極的には使っていなかった。しかし亀山ダムでオーバーハングの奥にルアーを投げ込むにはどうしても根掛かりしづらいスナッグレスネコリグを使わざるを得なく、しばらく使っていたところ、だんだんとその良さに気付いて、今では亀山ダムに限らず、霞ヶ浦水系でも絶対に手放せないアイテムとなっている。
一番の良い点は根掛かりしづらいという点ですね。カバーを恐れずにガンガン撃ち込んでいける。ただし、まったく根掛かりしないという訳でない。カバーに入れて木の枝などに掛かった時にちょっと力を入れすぎるとすぐに根掛かる。
ここが結構このスナッグレスネコを扱う上での重要なポイントだと思う。意外と根掛かりするので、逆に結構フッキングし易いのだなというのが感覚的にわかる。またどの程度力を入れるとフックの先がワームから出てくるのかもわかる。
カバーに入れて根掛かりしない程度の微妙な力加減を覚えるとかなりこのネコリグの扱いがうまくなるし、信頼感も増します。
フックを刺す位置は真ん中からシンカーよりに刺す。フックの先を刺す時はワームが曲がらないようにするのが大事です。まっすぐになっていなとネコリグの良さが出せません。またフックの先は少しワームに入れる程度で良い。初めはこれでフッキングするのか心配になるが、先程も書いたように意外と簡単にフックの先が出るので問題ない。
ただ柔らかいロッドを使うとフッキングが悪い場合はある。針先は出てもバスのアゴに刺さらないケースがある。 普通のマス針と違って針が太いので、硬いアゴに刺さらないのだ。なので、ロッドはできるだけ硬いものを使う。経験上、スピニングのLクラスのロッドだとキツイ。最低でもMLクラスの固さが必要だと思います。ベイトフィネスだったら問題ないです。
このNSSフックにはかなり満足していますが、不満な点はワームの針持ちが悪いところかな。バスを釣るとワームが吹っ飛んでいくことがよくある。飛ばないにしても、ワームがぼろぼろになって1匹釣るたびに交換しないといけないなんて状況によくなる。
ネコリグ用のチューブみたいなものを付けたら、NSSフックの良さが無くなってしまうので使えない。チューブを付けてその上からフックを刺したらおそらく針先が出なくなってフッキングがかなり悪くなると思う。ワームを固定するプラスチックの部分をもうちょい改良してもらいたいな~。
悪い点もありますが、総合的に見るとやはりとても使い勝手が良いです。なんと言っても根掛かりしづらいというのがでかい。ネコリグ自体よく釣れるリグですが、そこにさらにプラスの要素を持ち込んだ素晴らしい発明だと思う。
以上、NSSフックのレビューでした。今後も他に良い物が出てくるまではしばらく使うことになると思います。ではまた。
※2017追記
2017年からワームの針持ちを良くするために、ネコリグ用のチューブを使って、その上からNSSフックを刺していますが、これで問題なく使えてますね。フッキングは悪くならないし、ワームの保ちが良くなります。ただ劇的に保ちが良くなる訳ではないです。無いときより少しよくなる程度。
※2018.08.03追記
2018年も相変わらずスナッグレスネコリグを使っています。先日の釣行で霞で12匹釣った内、11匹がスナッグレスネコリグでした。信頼して使ってますが、やはり以前にも書いたようにワームが曲がらないようにまっすぐ刺すのが重要です。結構まっすぐ刺すのは難しいので練習が必要です。また使っていると穴が空いてフックが抜けやすくなる(チューブを使っていても)ので、頻繁にチェックして、刺さりが悪い時はズラして刺すか、ワームを取り替えたほうが良いでしょう。
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