こんばんは。
今回はロッドのレビューです。今年発売され話題となったロッド「スティーズリアルコントロール」を購入しましたので、そのレビューを書きたいと思います。型はパワーフィネス用のS68MH-SVです。定価88,000円のロッドの実力は如何に?
かっ、かっ、軽い!
先週の津久井湖釣行で初めて実戦投入したのですが、使ってみてすぐに実感したのがその「軽さ」ですね。パワーフィネスロッドは硬さがMHやHとなるので、スピニングロッドとしては異常に重くなるのですが、リアルコントロールのS68MH-SVは硬さMHでありながら、とても軽い。自重がわずか84gしかない。
通常のパワーフィネスロッドは硬いブランクスを利用する為、重くて棒のようなロッドが多く、パワーはあるが扱いづらいものが多かった。しかしこのS68MH-SVはその軽さのため、操作性が非常に良いです。Lクラスのスピニングロッドを扱っているのと変わらない感覚で使える。
まあ自分はこの軽さはカタログを見た時から注目していて、このロッドならパワーフィネスがやり易くなるはずだと思っていたが、実際使ってみたら想像以上でしたね。今までのパワーフィネスロッドとは別次元です。他のメーカーにはない唯一無二のロッドですね。これだけで高い金を払う価値あります。
かっ、かっ、硬い!
軽いロッドであるということは、パワーは無いんでしょ?と思われるかもしれないが、これが軽さに反してとても硬くてパワーが凄い。硬さの表記はMHですが、使ってみた感覚としてはHに近いですね。自分が良く使っているベイトロッドのMHより硬いですね。
重さ84gでHに近い硬さは異常です。まだこのロッドで30cmぐらいのバス1匹しか釣ってませんが、バスをかけた瞬間に圧倒的パワーで引き寄せることができました。
もちろん硬くても扱いやすく、ダイワの最新のSVF COMPILE-X nanoplusが使われているので感度も良いです。リアグリップは小さめですがバランスは取れてますね。グリップのフィット感も良いです。
ガイドはAGS
S68MH-SVのガイドはダイワ独自のAGS+CWSが採用されています。AGSガイドは初めて使ったのですが、ロッドの軽量化に貢献しているなという事が分かりました。ライン絡みも少ないような印象です。
ロッドの先の方はかなり小さいガイドになっています。これで感度は良くなっているのではないかと思います。これは藤田京弥プロの好みなのかな?ガイドは小さいですが、PEとリーダーの結び目が引っかかるようなことはなかったです。
うっかりボート上でロッドを踏んでしまったら、鈍い感覚があったのでよく見たらAGSガイドが折れてました。高級ロッドを初回利用時に破損しました(T_T)。これはロッドを踏んづけた自分が100%悪いわけですが、通常のガイドよりもカーボン素材であるため、少々脆い面はあると思う。まあでも踏めばどこかしら壊れます。ロッドが折れてなかっただけラッキーだと思うことにします。
とりあえずガイド1個無くても問題なく使えたので、今シーズンはこのまま使うことにします。ハイシーズン中に修理には出したくない。これからがこのロッドの本番なんで。
とても高価なロッドなので買うのは躊躇しましたが、買って良かったと思います。今まで良いパワーフィネスロッドを探していたのだが、やっとダイワが出してくれたなという印象です。ていうか遅いな。
しかしリアルコントロールシリーズは良いですね。他の番手も欲しくなってきた。やっと値段に相応しい価値のあるロッドを出してくれました。以前あったレーシングなんちゃらより全然良いです。今後も期待できますね。
それではまた。
コメント