こんばんは。
先日Yahooニュースに琵琶湖でブルーギルが激減しているという記事が出ていました。一体琵琶湖で何が起こっているのか?
記事によると毎年ブルーギルの駆除を行っているが、2007年のピーク時は駆除量543トンで、昨年は176トンにまで減少した。今年度は4~7月で駆除量34トンまで減っているとの事。半分以下の水準になっている。
自分も今年の8月に琵琶湖に行った時に、今年はブルーギルが少ないな~という印象を受けた。2016年の夏に行った時は、ワームを落とすとボトムに着くまでの間にギルの猛攻にあって、なかなかボトムまでワームが落ちていかないという経験をしていた。それくらいギルが多かった。
たまに釣れてしまうギルのサイズも半端なくデカかった。霞ヶ浦にもギルは居るが、霞ヶ浦水系ではまずお目にかからないレベルの大きさのギルが釣れてびっくりしたもんです。
ウィードの減少が原因か?
専門家によると原因は不明との事ですが、おそらくウィードの減少が原因ではないかと思いますね。今年はウィードが例年に比べるとかなり少なかった。猛暑による影響だと思いますが、水温が33℃とかになってましたので、こうなると水草は溶け出します。熱帯魚を飼っている人なら経験あることですね。
ウィードが減ったことによりギルの隠れる場所が無くなり、大型のバスに捕食されてしまったのではないかと思われます。今年は小バスも少なかったので、ギルだけではなく小バスも喰われてしまったのではないかな。
実際にでっかいバスがギルを喰っているのを目撃してます。ウィードが無いから食べ放題なのではないかな。
実態調査費750万円一般会計補正予算案
滋賀県はブルーギルの減少の実態調査に750万円の予算を積んだそうです。かなり立派な調査になりそうですね(;´Д`)。
750万円もかけて調査をするようですが、ギルが減ったことがそんなに心配なんでしょうか。原因はウィードの減少により一時的に減っただけですので、またすぐに増えるはずです。
水中を良く観察すると減ったとは言え、まだまだたくさんギルは居ました。霞ヶ浦水系と比べたらまだ全然多いです。もともとゼロから爆発的に増えた魚ですので、ちょっと条件がそろえばすぐに増える。一匹の魚が生む卵の数は半端ないんですよ。10分の1に減っても、少しでも生き残っていればまた簡単に増える。なので駆除しても無駄ということです。
そろそろ外来種の駆除より、水辺環境を整えることをまず第一に考えてもらいたいですね。そもそも破壊された自然環境を元に戻す方が先決だろうと。琵琶湖のホンモロコの減少も外来魚じゃなくて取り過ぎが原因なのはわかっている訳ですからね。
それではまた。
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