こんばんは。
2019年も終わりに近づき、来年の新商品の情報が徐々に出てきました。そんな中ダイワが先陣を切って新しいリール「ジリオン10」をYouTube上で発表しました。いったいどんなリールなのか?
※画像はダイワのYouTube動画より借用
ギヤ比10、1回の巻取り量106cmの超ハイギアリール
このジリオン10の最大の特徴は、ギヤ比が10で、1回の巻取り量が106cmという超ハイギアなところです。リールのベースは「ジリオンSV TW」で形状は今までとほぼ変わらないが、ギアが超高速となっている。
既存のジリオンSV TWでは、ギヤ比9.1で巻取り量が97cmのリールはラインナップされていた。また、ジリオンTWではギヤ比9.1で巻取り量が102cmというモデルがあって、既に1mオーバーの巻取りリールは存在していた。
ジリオンTWはスプール径が36mmなので、ギヤ比9.1でも巻取りが1m超えていたが、今回のジリオンSV TWは、スプール径が34mmと小さいにも関わらず106cmという巻取り量になっている。とんでもないハイスピードリールですね。
フルアルミボディに変更。自重215g
このジリオン10ですが、ギヤ比が早くなっただけではないようです。ボディがすべてアルミに変わっている。サイドプレートなどもすべてアルミのフルメタルハウジングで剛性感が大幅アップしています。
ただし、その分自重は増えています。既存のモデルが195gだったのに対して、ジリオン10は215gにアップしています。ギアがデカくなったのとサイドプレートなどもすべてアルミとなったことで重量が増えたと思われます。
既存モデルも十分に剛性感は高く、タフ系のリールとして売られていたと思いますが、そこからさらに強度を増してタフになっている。ただ、YouTubeの動画を見ると淡水専用という記載がありました。タフだけど海水は駄目なようです。
なお、サイドプレートのブレーキ調整ダイヤルのところは、従来型ではなくスティーズあたりと同じ形のものが採用されています。
かなりマニアックなリール。一般人には不要か?
とんでもないハイスピードギアと高剛性ボディを特徴とするジリオン10ですが、かなり特殊なリールですので本当に必要とする人はかなり限られると思いますね。フロッグやカバー撃ちなどで、とにかくルアーの回収スピードを上げたい人が使う用のリールですね。
ただ、アメリカで活躍する大森プロはこれをクランキングで使うようです。YouTube動画の中で語ってますが、これで素早くサーチして、釣りの効率を高めたいとのことですね。
クランクベイトは大体のバスプロがローギアを使う中で、大森プロが超ハイギアをチョイスしているのが面白いところですね。自分も巻物でもハイギアを使う派で、遅くしたいならゆっくり巻けばいいじゃんと思っているタイプですが、さすがにギア比10は早すぎじゃないかと、、。
ジリオン10は2019年12月に発売!値段は43,000円!
ジリオン10はなんと今年中の12月に発売されるようです。なんだ2020年モデルじゃないじゃんと思うが、まあいいでしょう。ダイワの中では2020年モデルです。
値段は43,000円になっています。既存モデルが38,900円ですのでかなり値上がりしています。ボディ素材がフルアルミになったのが影響しているのか?
これからもっと情報が出てくると思いますので、随時更新したいと思います。
それではまた。
追記 2019/11/26
ダイワのHPに商品説明が追加されました。またスペックなどはこちら。
品名 | 巻取りcm | ギア比 | 自重g | 巻糸量 | ハンドル | ベアリング | 本体価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10.0R | 106 | 10.0 | 215 | 14/45-90 16/40-80 |
90 | 10/1 | 43,000 |
10.0L | 106 | 10.0 | 215 | 14/45-90 16/40-80 |
90 | 10/1 | 43,000 |
楽天で予約開始されました。
続報入りましたら、また追記します。
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