こんばんは。
釣りネタがないので、半年前にも書いた決算ネタを書きたいと思います。7月25日にシマノの第2四半期(1-6月)の決算が発表されました。はたしてどんな内容だったのか?今年は売れているのか?
前年同期比33.4%減、下方修正
第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比25.7%減の684億円に減った。大幅減です。ヤバし。
売上高は前年同期比13.3%減の2632億5000万円、営業利益は同33.4%減の539億800万円だった。
また、通期の業績予想を下方修正。営業利益は830億円から700億円(前期比58.6%減)に見通しを引き下げた。はあ?下期はほぼ利益なしかい。
今期の売上高予想は4600億円から4500億円(同28.4%減)に見直し。
ということで、よろしくない決算で株価は下がりました。
株価はここ1年ぐらい横這いで低迷しています。決算書の内容を読むとヨーロッパとアメリカで自転車部品の販売が低迷しているようです。売上高は204,986百万円(前年同期比17.7%減)、営業利益は42,093百万円(前年同期比39.5%減)となっている。
シマノはヨーロッパの自転車部門の売り上げが50%近いので、ヨーロッパがこけるとかなりダメージが大きいです。
釣り具は売れている!
ひどい決算でしたが、実は釣り具部門は好調です。売上高は58,027百万円(前年同期比7.0%増)、営業利益は11,843百万円(前年同期比4.5%増)となっている。
自転車部門が8割なので全体としては下がってしまうが、釣り具部門が前年同期比で売り上げ7%増はかなり良い数字でしょう。決算書の内容を見ていくと、、
23ヴァンキッシュやワールドシャウラが売れているに違いない。日本の釣り具マニアに感謝せんといかんね。
アジア市場では、釣り文化の浸透と釣りへの高い関心を受け、経済活動の再開も相まって釣行機運が高まりを見せ、引き続き販売は好調に推移しました。
豪州市場では、良好な市況でスタートしたものの、需要の陰りから販売はやや停滞しました。
海外ではやはりアジア市場が好調のようです。ヨーロッパも悪くない様子です。
ということで、釣り業界としては少し安心できる内容でしたね。ダイワの決算は8/9なのでそちらも楽しみになってきました。ダイワは釣り具が9割なので良い決算を期待してます。
それではまた。
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